La vida de Serenita

旅とごはんと写真と読書🌾大学生のブログ🍋

#40 ヨーロッパ旅行記5日目 ユーラシア大陸の最西端に行ってみた

ヨーロッパ旅行記5日目:

 

朝、5時に目が覚めた。

そういえばリスボンはスペインより

1時間遅い。

しっかり1時間の時差ぼけの影響を受けた😌😌

 

この日あたりから体調が悪くなった。

まずそもそもこの部屋の枕が変な高さで

寝違えたおかげで首がものすごく痛い。

 

洗濯を見にいくと、すでに完了していた。

扉が開かなくて焦ったけどなんとか開いた。

今度は乾燥機をかける。

ポチポチポチッ。

120min.

え!?

120分も乾燥機かけたら服縮むんですけどw

 

朝ごはんは何もないが、昨日のお店で買った

パッションフルーツのジュースがあった◎

 

今日はロカ岬に向かう。

ロカ岬はユーラシア大陸最西端

どうしても行ってみたかった。

 

大航海時代、海の先にアメリカ大陸があるとは思わず

先人たちが航海に出たというだけで

旅好きとしてはロマンチックで憧れだったり。

 

乾燥機から水の音がしている。

まさかまた洗いなんてしてないよね😄😄

と思いながら宿を出た。

 

まずはメトロでロシオ駅へ。

ロシオ駅からは鉄道に乗るのだが、

メトロの駅と離れていることを知らずに

ロシオ駅周辺をふらふら。ふらふら。

ようやく発見できた🤦🏻‍♀️

 

中にスタバが入っているので

朝ご飯を調達する。

わざわざ海外に来てまでスタバに行く必要は

全くない。

むしろ地元のカフェに行った方が楽しい。

が、人がほぼいなくて、かなり空いていたのと、

時間がなかったためスタバにした。

ポルトガルのスタバには

エッグタルトがちゃんと売っている。

エッグタルトとパンとココアを頼む。

 

それを持ってホームへ。

シントラ行きの電車に乗れば良い◎

ただ結構混む。

ホームで朝ご飯を食べて電車に乗った。

 

エッグタルトは美味しいのかよく分からない。

めちゃくちゃ甘いって感じ。

 

というか、エッグタルトはポルトガル語

パステル・デ・ナタ という。

ガイドブック曰くナタだけで通じるらしい。

ポルトガル語はよく分からないが

スペイン語でも、

パステルはケーキやパイを指す。

デは英語でいうofなので日本語ならノ

ナタはクリームを指す。

するとパステルデナタを訳すと

クリーム(の)パイ🥧

??????

エッグタルトって訳、

1ミリもあってなくね?www

っていうどうでもいいことに気づいた私。

確かにタルトというよりはパイの生地

まさにクリームパイだった。

 

電車は何駅か停まりながらリスボンの街を離れた。

実際には20〜30キロくらい離れている。

シントラは終点なのでおり逃すことはない。

シントラ駅からは403番のバスに乗る。

 

シントラ駅に着くと観光客が迷わないように

親切に教えてくれる人たちがいる。

シントラにはロカ岬以外にも

ムーアの城跡など歴史的見所が沢山あるので、

全部見て回るツアーの方が安いよ〜と

誘っているわけだが、

別にロカ岬だけに行きたいと言えば、

バスの乗り場なども丁寧に教えてくれる。

 

バスを待ってるとお姉さんが近づいてきた。

どこに行きたいの?

案の定話しかけられる。

ロカ岬…ってなんて言うねんw

英語でただRoca capeと言えばよかったが、

なぜかポルトガル語を頑張る自分😌

私) Uh...Roca...

と言ったところで、

Ah cabo da Roca!

と伝わる😌😌😌

じゃあここで待ってればいいわよ〜

優しい😌❤️

私) ちなみにビバビアジェンは使えるわよね?

と聞いてみると、

それはリスボンだけ、使えないわよ

えぇー!!使えないんかい〜🤦🏻‍♀️

 

そうしてお姉さんは去っていった。

 

じゃあどうやってバス乗るの?カードないよ?

と焦ったのでバスに乗る前に、

前に並んでた別のお姉さんに聞いてみた。

私) このカードって使えないの?

お姉さんは現地の人で英語ができないらしい。

ちょ、ちょっと待っててね〜

誰かに聞いてきてくれるみたいだ😌

お姉さん優しい〜🥺🥺🥺

と思って待ってたら連れてきたのが

さっき私たちが話を聞いてたお姉さん😫🤚🏼

あー彼女からはもう話を聞いたよ〜😅😅😅

と思いながらお姉さんに、

さっきも言ったじゃない〜

使えないのよ、このカードはリスボンだけ!

と2度目の説明を受けた😅😅😅

あ〜ハハハハ ごめんなさい〜

じゃあどうやってバスに乗ればいいのよ!

と聞くと、

運転手からチケットを買うのよ!

と言われた😳😳

あ、そうなのね!そんな原始的な方法でいいのね!

 

運転手に、先ほど聞いた単語で、

Cabo da Roca

と伝え、運賃をその場で払った。

1人4.3€だった。

 

とりあえず席には座れたが、

ロカ岬は山道をグネグネと行く。

乗ってると普通でも気持ち悪くなる。

酔いやすい私はすでに吐き気。

30分くらい乗ったところで着いた。

ロカ岬は終点ではないので

外の景色を見て降り損ねないように注意。

 

ロカ岬で降りると暴風が吹き荒れ、

初夏のリスボンとは一転、凍える寒さだった。

 

でもようやくやって来た憧れの地。

ロカ岬の周りは可愛いお花畑なので

そこも癒される☺️☺️🌱🌱

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透き通った青い空はポルトガルの財産だと思う。

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地平線との境界線が分からないくらい

空も海も青く、どこまでも続いていた。

本当に西の果てに来た。

 

確かに、この景色を見ていた先人が、

この先に何があるのだろうと疑問に思い、

航海に出た気持ちがわかる気がした。

 

そこに立つ石碑には、

有名なポルトガル人カモンイスの詩の一節、

"Aqui, onde a terra se acaba e o mar começa..."

「ここに地終わり、海始まる」

と刻まれている。

 

記念撮影をしていたが、岬はかなり風が強く

写真どころではないのと、寒すぎるので

周りのお花畑の方を歩いた。

 

西の果てに来た証明書を買う以外に

ここではすることがないので

バスで帰ることにした。

が、タイミングによってはなかなか来ないので注意。

またバスの中で4.3€払えば良い。

 

帰りは途中で沢山人を乗せたり降したりした。

ロカ岬にはシントラ駅行きとカスカイス行きの

バスの2本が止まるので注意したほうが良い。

(というか、シントラからカスカイス行きの

バスに乗ってきたわけなので、

乗ってきた方面と同じのに乗れば

カスカイスまで行く。)

カスカイス行きだと思って乗ったおばちゃんが

途中でシントラ行きと気付いて怒っていた。

つまり現地の人でも間違えることがある😌

 

途中で沢山の学生が

学校らしきところから乗ってきたが

こんなに自然豊かな山の中、

それも西の果ての学校に通う彼らの人生は

どんなものなのかと考えた🌱🌊🌞

 

シントラ駅からまた他の場所に向かってもよかったが

妹がリスボンに戻りたいというので、

また鉄道でリスボンに戻った。

 

ロシオ駅周辺はすでに見て回ったので、

遅いランチを食べてモールなどを見て歩いた。

 

その後、バイシャシアード駅で降りてみた。

なんとなく駅の辺りを歩いていると、

市電の乗り場を見つけた。

リスボンといえば黄色い車体の市電

まだ乗っていなかったので乗ってみることに。

観光客に1番有名なのは市電28番

たまたま28番線だったので、

待つとたまたますぐ来た。

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めちゃくちゃ観光客で混んでいる。

東京の満員電車状態。

市電にもビバビアジェンで乗れる◎

特に計画もなく乗ってしまったので

どこで降りるか分からない。

市電は古く、よく動いてるな〜という印象。

とりあえず止まるたびに観光客が乗ってきて

後ろへ後ろへ押されていくので、

後ろの扉の辺りに来た時にテキトーに降りた。

たまたま宿の近くまで来たことに気づいた。

運が珍しく良すぎる😄😄

 

1度アパートに帰って、

市電の行き先を調べてからもう一度出直してみた。

アパートから少し上に上ったところに

市電28番が来ることに気付いた。

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乗り場にはこんな看板が立っている。

今度は待っても待っても来なかったが

ようやく来てスーパーあたりで降りた。

 

スーパーではブドウとジュース、水を購入。

歩いて帰りながら途中でアイスを食べたり。

 

市電まで乗りこなして楽しい日だった。

 

 

アパートに帰って乾燥機の様子を見てみた。

ちゃんと乾いていた!

が、縮んでいるものもあった😄

120分も乾燥機で回されたらそうなるだろう。

 

その後坂を下ってハンバーガーを食べに行った。

壁にメッセージを残して1日が終わった。

 

スペインとの時差のせいで9時に眠くなる。

 

素敵なアパートに泊まれてよかった。

明日リスボンを去る。

 

個人的な感想ではあるが、

リスボンはスペインのマドリードなどに比べると

田舎の小さな都市という感じ。

丘ばかりで足が疲れる。

でもその素朴さが好きだったりする。

リスボンの人も優しい人が多い。

店にはオラ〜と言って入れば良いし、

何かしてもらったらオブリガーダと伝える。

スペイン語にも似ていて、

ポルトガル語は話せないが、

理解はできるという関係。

 

来れてよかった💖