La vida de Serenita

旅とごはんと写真と読書🌾大学生のブログ🍋

#38 ヨーロッパ旅行記3日目 古都トレド ルシタニア号でリスボンへ

ヨーロッパ旅行記3日目:

 

36時間以上ぶりにベッドで寝れたので

幸せすぎました〜

 

朝起きて昨日スーパーで買ったものを食べる🍓

 

そしてホテルをチェックアウトします。

荷物はホテルに預けておく。

 

まず向かったのは昨日のアトーチャ駅。

アトーチャ駅から徒歩2分と書かれていた

ソフィア芸術センターへ。

ここにはかの有名なピカソが描いた

ゲルニカが展示されている。

 

実際行ってみると、アトーチャ駅は

大きな駅のため、出た出口の運が悪く

徒歩2分どころではなかった😌

しかもアトーチャ駅の周辺には、

行政の建物が多くあり、

それらがなぜか美術館並みの立派な建物。

これかな?

と思って行ったら日本で言う

農林水産省の建物だった😄

 

苦戦しながらなんとか到着。

徒歩15分😌

開館とほぼ同時に入ったので並んでなかったし

むしろ人がいなくてびびりました。

大きめの荷物はロッカーに預けます。

1€くらいでしたがあとで返ってきます。

 

館内は途中まで写真撮影できますが、

くそ厳しそうな目でどの部屋も

スタッフが監視しているので

めちゃくちゃ居心地は悪いですww

そして無駄に広い。

 

私たちは12時20分アトーチャ駅発の電車に

乗る予定があったため、駆け足でゲルニカ直行。

 

ゲルニカはもちろん撮影禁止。

部屋の壁一面に展示された巨大な絵に

圧倒され、鳥肌が立った。

スペイン内戦の際に、ドイツ軍により

空襲を受けたその悲惨さを描いた絵。

反戦のメッセージ。

ピカソが生きた第二次世界大戦直前という

時代を想像してみた。

 

多くの人がゲルニカの前で一度立ち止まり、

しばらく眺めていた。

世界史の教科書で見るよりも

大きくて、存在感があり、絵が生きていた。

 

2時間くらいで回れると見ていたが、

意外にも巨大な美術館なので、

行く時は次の予定に注意した方が良い😌

 

ゲルニカを見た後アトーチャ駅に直行。

Renfeの乗り場まで行く。

アトーチャのRenfeの乗り場には

モニターがあるのでそこで電車のホームを確認。

ホーム番号は割と直前まで出ないので

それまでにご飯を調達。

 

ホーム番号が出たらそのホームに通じる

出口に行ってチケットを見せるだけ。

ネットで予約したならその印刷した紙を見せればok

 

これから古都トレドに行く

 

トレドは16世紀まで

スペインの経済、政治の中心地であった。

キリスト教ユダヤ教イスラム

3つの文化を見ることができる。

「スペインに1日しかいれないならトレドへ行け」

という言葉があるほど美しく、

旧市街全体が世界遺産に登録されている

 

マドリードからはRenfeで30分ほどで着く

 

Renfeの中では謎にイヤホンがもらえました♪

 

トレドに着くとお昼すぎだった。

トレド駅から有名なアルカンタラ橋を渡り、

街の中心に入るまでかなりの坂道。

ものすごい疲れた。

日本人もかなりいた印象。

 

トレドには何ヶ所か観光名所があるが、

どれも入場料をとるため、我慢。

街の雰囲気だけを楽しんだ。

 

広場そばのお店でご飯も食べた。

確かピザを頼んだ気がする!

 

坂道だらけのトレドだけど、

バスなどに乗るのはめんどいので、

必死に歩いた。

ただテキトーに歩いていても楽しい。

たまたま見つけた見晴らしの良い場所から

景色を眺めたりしていた。

 

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その後川を渡って展望台に行きたかったので、

1度タクシーを捕まえにトレド駅まで戻った。


展望台は、この前パナマに行った時に

人々がひたすら新しい橋の上から

写真を撮っているのをみて、

私のホストファミリーの家によく来るおばちゃんが、

ここは展望台じゃないのよ!!!!

と叫んでいた時に学習した単語を使える😌😌

日々無駄な学習はないと改めて思った😄😄😄

タクシーの運転手に、

Al mirador? (アル ミラドール?)

と聞いとけば完璧😌💯

ミラドールが展望台。

 

写真を撮るのを待って、

駅まで戻ってきてくれるというので、

往復をお願いした😄

値段はメーターで計算されるので安心😌

一応いくらくらいか聞くと8〜12€と言われた。

 

ミラドールはかなりグネグネした道をゆく。

遠っ。。。

歩くのは無理だったのでタクシー正解◎

 

エル・グレコというギリシャ出身の有名な画家が、

過ごした街として知られているトレド。

ミラドールからの景色が彼の描いた景色と

言われています。

手前に流れているのはタホ川です。

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写真を撮ってまたタクシーで

駅まで送ってもらいました。

 

6時頃の電車に乗る予定だったので、

暇になりあたりをふらふら散歩。

タホ川沿いの土手を歩いていると

沢山のアヒル?ガチョウ?がいる。

黄色いヒヨコも連れていてとても可愛い。

観光客も全然いないのでゆっくり散歩できた◎

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土手を逆方面に歩くと、地元の人や観光客が

ヒルにパンをあげたりしていた。

子供が餌をあげているのを見守る親。

幸せすぎる日曜日だと思った。

 

しばらくふらふらした後駅に戻った。

駅にはカフェなどがあったが、

もうホームに向かうことに。

 

トレドは日が落ちてからのミラドールからの景色も

すごく綺麗なので1泊する人も多い。

 

マドリードとは違い趣のある街並みが

古都ということを実感させてくれる。

特に観光名所に入館していないが、

十分楽しかった。

 

さて、1度アトーチャからホテルに戻り、

荷物を受け取ると次はチャマルティン駅に向かう。

チャマルティン駅から夜9時40分頃の

寝台列車ルシタニア号ポルトガルへ行く。

 

やはり思うのだが日本のメトロは

あれだけ線があっても乗り換えがしやすい。

チャマルティン駅まで行くだけで大仕事だった。

また、マドリードの地下鉄は

朝乗ろうと夜乗ろうと基本電気が暗い。

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その暗さが治安の悪い雰囲気を出している気がした。

特に何もされていないし、スリにも合わなかったが、

雰囲気が怖かった…

アジア人はマイノリティーで、

心細い感じがしたのは仕方がない。

 

時間はあったがチャマルティン駅は夜のため

閉まっているお店が多く、

開いていたコンビニでサンドイッチを購入。

しかしこのサンドイッチがあまり美味しくない。

というか、ヨーロッパの食パンの味が苦手。

お腹が空いたので他の店でピザを頼む。

美味しすぎて感動w

 

ルシアニア号に乗るために荷物検査はなぜかない。

10時間以上の長旅にも関わらず

運営はRenfeではないから?

 

電車のボロさに驚く。

そして私たち、お金がなさすぎて寝台列車だけど

寝台のチケットを買えなかったので

リクライニング座席で10時間😄😄😄

いや、

リクライニングと聞いていたが、

まさかの普通のシートで倒すことも不可😄😄

 

今まで乗ってきたRenfeとは違い

充電するところもない。

スマホを使うという選択肢が消えた。

 

車内はそこまで混んでなかった。

 

電気が煌々とついたまま走り出すので、

これじゃ寝れないよ😄😄

と思ったが、しばらくして真っ暗になった。

 

そもそも疲れていたので寝れたが、

体勢がキツすぎた。軽く長距離フライト。

リクライニングでなかったのが計算外。

寝台に乗ってる人が羨ましかった。

ちなみにシャワー付き寝台もある。

値段は確か普通の寝台は70€ほどだった。

"リクライニング"席は37€なのでほぼ倍。

でも4500円ほどで言語も違う国に行けるなんて

羨ましい。

 

寝台車は何個か駅に止まる。

でもその都度どこというアナウンスもないので

途中で降りるにはかなりのセンスが必要w

途中で降りていく人も沢山いました。

というか、普通の席に座ってる人で

リスボンまで行く人はなかなかいない😄

あたりまえか。

 

朝になり、電気がつく。

ここがどこなのか分からない。

 

私はルシタニア号は

マドリードのチャマルティン駅と

リスボンを結んでいることしか知らなかった。

しかしリスボンにも

2つ大きな駅があるので注意。

1つはオリエンテ駅。

もう1つはサンタアポローニャ駅。

最初に止まるのが、オリエンテ。

私はオリエンテまでのチケットを買った。

 

大きめの駅で止まったが、

アナウンスがなくどこか分からない。

周りにも混乱している人がいた。

 

斜め後ろに座っていた女の人に、

ここサンタアポローニャ駅?

と聞かれて初めて2駅あることを知った。

私は現地民ではないので、

ごめんなさい、分からない

と答えておいた。

車掌さんが来て女の人はその人に質問していた。

すると彼は、ここはオリエンテ駅と伝え、

サンタアポローニャは次と言った。

私は慌てて、

え、ここオリエンテですか?

と、ここがポルトガルということも忘れて

スペイン語で尋ねた。

すると、

そうだよ、君たちここで降りるの?

 

おります!

 

え、じゃあ急いでくれ!

電車出るよもうすぐ!!

 

えぇー!

 

慌てて支度して荷物を取ってホームに飛び降りた。

 

車掌さんは外に出て

私たちのために電車を止めててくれた。

 

ふぅ〜血圧低い朝から走って大変😅😅

でも降りれてよかった〜!!

ポルトガル上陸!!🇵🇹

 

しかしこの決断が間違っていたことに

このあとすぐに気づく…😄😄